過日、ちょっと変わったイベントに出展したのでご報告します。

何と、「ベントレー」の2009年モデルにnaimのカーオーディオが採用されました。
同じ英国ブランドということもあるのでしょうが、同社とnaimのPaulさん(社長)は1年半に及ぶやりとりの末、製品化されたということで素晴らしい仕上がりでした。

写真は記者発表時のnaimに関する解説が行われている所です。


そしてネイムのホームオーディオのブースです。
当初の予定より広いスペースでゆったりとご試聴頂けるスペースが用意できました。


ご来場頂いた方にはネイムオーディオらしい、ディープなサウンドをご堪能頂けたと思います。



今回も新しいネイムをご存知無い方がたくさんいらっしゃいました。たくさんの方にnaimを体験頂けたことはとても有意義でした。

今後も体験イベントは実施して行きますのでお楽しみに!
これだけ時間が空いてしまうと、書きたいことが多すぎてかえって躊躇していましますが、再開しないと始まらないのでまずはnaimの新製品情報!

実は英国ソールズベリーのnaim社まで行って来ました。


工場の紹介は以前WEBサイトに載せているので、今回ちょっと違う写真を紹介します。

これはパーツのL/Rのマッチングを取る機械です。メーカーから完璧だと言われて納品されたパーツも、この機械に掛けると数時間で個体差が解かってしまうそうです。


そして、SUPER NAITの生産ラインで内部パーツを個々にチェックしている所です。



いよいよ日本国内で発売になりました、新しいnaimをぜひよろしくお願いします。
ネイムとスピーカーの話の続編です。
先日オーディオ専門誌「オーディオベーシック」の取材をパシフィックオーディオで実施頂きました。その前夜からの様子をご報告します。
同誌はエントリーからミドルクラスのオーディオやアクセサリーの紹介を得意としていて、記事の執筆者も豊富、CDの付録も付いたりして、とても楽しい雑誌です。敷居の高くないオーディオ、とか、選択肢を広げて行くという私の考えにも近いのでとても親近感が沸きます。オーディオ評論家の細谷信二先生との再会もとても楽しみでした。

前夜ばたばたと会議室を片付け、試聴スペースを確保。ついでにASW GENIUS300とATC SCM11、HARBETH MONITOR20とNAIT5i、CD5iの組み合わせで試聴してみました。ラックは直置きにしました。

  

比較試聴は写真のASWの場所にそれぞれ移動しながら試聴しました。この部屋は余計な反射が多いのでリスニングポイントは写真の通り前方にすることで回避しました。この3機種で比較する限りでは、ATCのユニット口径の大きさから一番豊かな音色を聴かせてくれました。通常パワーを送り込まないとなかなか鳴ってくれませんが、NAIT5iの駆動力なら難なく鳴らせます。
HARBETHはどちらかと言うと小気味良く、抜群の定位感があります。音場は小さめです。ASWは相変わらずギターやピアノの高音域の響きが美しく、naimの影響で低域の力感が増しました。

さて、取材当日ですが細谷先生は挨拶もそこそこに、目はもう製品に行ってます。そう、部屋に入ってすぐ取材始めるんですよ。さすがプロ!

  

右の写真は細谷さんスタイルのセッティングです。スピーカーは私がセットした時よりやや広めです。聴き慣れているとのことでATCをセレクトされました。そして一瞬の間に空箱を駆使しルームチューニング。各楽器の音色が明瞭になり、すっきりと纏まりました。マイ・フェルトを持ち歩いていて適所に挟み込んでるのもすごい。この辺は百戦錬磨なのでしょう。恐れ入りました。

更に驚いたのは躊躇なく床に座り込んで試聴を始めるではないですか!耳の位置(高さ)を考えれば最もな事なのですが、専用ルームではないこの部屋で臨機応変に素早く基本動作を保つ、この姿勢は素晴らしいと思いました。耳の高さが合ってないと解かっていても私はパイプ椅子に座って試聴してました。当たり前のことを案外妥協していた自分に反省しています。

今回はプリメインからセパレート、パワーサプライとアップグレードによる音の違いを取材することになっていたのですが、勘違いにより非常に段取りが悪くなってしまいました。細谷さん、すみません!
普通ならブチ切れてもおかしくない状況の中、静かに機材交換を待って頂いた細谷さんに経験の深さを感じました。ボツにならなければ試聴結果は次号に掲載されると思います。

毎回取材に携わっている方達は限られた時間内に機材と格闘し緊張感たっぷりの中で結果を出しているんだろうなと思うと、今回の手際の悪さはズどーんと落ち込みました。

色々と勉強になった取材でした。
これに懲りずぜひまたぜひお願いします。
さて、naim ネイムはどんなスピーカーと組み合わせれば良いのでしょうか?
最近なかなか時間が取れず、駆け足試聴になってしまいましたが、早速ご報告します。

まずは関係者からもリクエストの多かったHarbeth HL-P3ES-2をNAIT5iとCD5iで鳴らします。予想より歯切れ良く、すっきりと鳴りました。このサイズなので音量が上がると苦しそうでしたが、ニアフィールドで解像度を重視する場合には良いと思います。予想に反して現代風って感じです。小型だと輸入が止まってしまいましたが、audio physic BRILONはずいぶん艶やかに鳴りました。お勧めです。

次に、B&W 804S。こちらは未発表のNAC122xとNAP150xで鳴らします。
こっ、これは、、 低域がぼよんぼよんですっ。スピーカーを直置きにしていたので慌ててボードを引っ張り出してきて敷いてみました。やはり試行錯誤は必要ですね。良い感じで鳴ってきました。左右の間隔は1m程度に狭めた方が定位は良好でした。
このサイズのスピーカーでも充分に鳴らす力があることは解かりましたが、低域がだらしなくなりがちです。これはNAP150xの個性で、駆動力と音の厚みが笑ってしまう位あるからです。中高域が出ているにも関わらず低域に打ち消されてしまうことは注意が必要です。更に低域に余計なノイズが乗ったり、共振したりするともう大変、最悪です。セッティングはタイトになりすぎる位の意気込みで望めば、たっぷりとした音に包まれます。NAP200はもっとすごいんです。これは面白いです。

  


ASW GENIUS300はNAIT5IとCD5iで鳴らしました。GENIUS100は未発表のCDX2とNAC202、NAP200です。これは鳴らし易いと思います。もともとASWは中高域にやや癖のあるスピーカーでその繊細な余韻が魅力なのですが、キツすぎるという方もいらっしゃいました。また、低域に関しては、このスタイルから想定できる様に、地を這う程の低域は出ませんでした。それがアンプの個性で上手い具合に中和されました。ASWやnaimの個性を生かし切る組み合わせとは言えませんが、出来上がった音色は大変好感触でした。(実際のセッティングはCDと電源はできるだけ離してください)

  


次に最新鋭の話題スピーカーを3機種。それぞれNAC202、NAP200です。まずは無謀にもavantgarde DUO。ブルーのホーンのスピーカーです。感想を先に言うと、素晴らしく楽しい、エキサイティングな音でした。但し、高能率ハイスピード型ですからあらゆるノイズも遺憾なく鳴らしてくれるので我慢できない方もいるでしょう。電源オン、オフのポップノイズも相当出ますが、ネイム社では問題無いと言ってます。高能率スピーカーを使う方はご認識ください。今の所ですが、躍動感NO.1です。

お次はKEF Model201/2。これも組み合わせてみたかったスピーカーです。傾向は前述のB&Wに似ています。まったりとした感じは好きな方にはたまらないでしょう。ゆったりとして心地良く、落ち着いた感じです。

次にFOSTEX G1300。スピーカーの素性の良さが解かる鳴りっぷりです。無難といえば無難な音ですが、それで片付かない透明感と言うかストレスの無いスピード感が再現されます。naimとの組み合わせでこんな風に鳴るスピーカーはそうは無いと思います。

最後に往年のJBL 4312Aではどうでしょうか?組み合わせはNAIT5iとCD5iです。直置きではやはりもやもやで辛いので、30cm程度の木製スタンドに乗せてみました。音色は前面に押し出してくる感じは無く、緩くて乾いた感じです。ピーターアースキンは抜群に良かったです。先程までの現代機と比較すると、渋みがありますね。意外でしたが後期モデルの4312MK2はnait2時代にはセットでよく売れていたそうです。

  


活躍したnaimの製品達を紹介しましょう。左の写真はセパレートのNAC202とNAC200です。既に旧モデルからお買い替え頂いた方もいらっしゃいます。右は未発表のNAC122XとNAP150Xです。
naimは多数のラインナップがあり、上級機種に変更すると音の違いがとても判り易いのが特徴です。一回聴いてしまうと、上級機が欲しくなってしまうんですねぇ。

  


今後も色々なスピーカーを試してみますが、どれがいいの?と言うよりどんな音で鳴らしたいの?って考える方が良いと思います。今回はアクセサリーに拘る所までやりませんでしたが、その辺はまた次回。

取材は一部オーディオユニオンの店頭を使用させて頂きました。ありがとうございました。

ではでは。
遂に英国紳士の二人がやって来ました!
日本で言う代表取締役のPaul Stephenson、アジア地区営業担当のDavid Ameyの2人です。
Davidとは昨年一度会っていますので再会になります。相変わらずでっかくて本人曰く「典型的な英国人」です。Paulとは初対面ですが、何と日本は初めてとのことです!とても親しみやすい方でした。

naim、ネイム社の名前の由来、ご存知ですか?
ヘブライ語で(ナイーム)「心地よい、気持ちがいい」という意味ですが、これは後からくっつけたそうです。本当は会社の名前を決める時、スタッフが5人集まって紙に社名候補を書き込み、それを集めた時共通していたのは.. そうです。一番上に書いた「name」だったのです。それをもじって「naim」になりましたとさ。

皆様、知りたいことはいっぱいあると思います。私もいっぱいありますし、音も毎日聴いて色々と勉強しています。情報はその都度公開して行きますが、とりあえず彼らの訪日の頑張りをご紹介しましょう。私はとってもキツいスケジュールを組んでしまいました!


まずは音楽之友社!月間ステレオの取材です。ライターの田中伊佐資さんが気を利かせて旧モデルが沢山掲載されている雑誌をまず見せてくれました。これで一気に打ち解けて話が弾みました。写真はNAC202(プリ)とFLATCAP2x(パワーサプライ)の接続を解説している所です。パワーとシグナルが一緒のケーブルで伝送するのはどこへ行っても疑問視されますが、同社曰くこっちの方が音がいいから。。とさらり。
今回の訪日で彼らの頑固さは随所に見られました。未だに全て英国の社内生産に拘り続けていることに納得してしまいます。ちなみにNait5i(プリメイン)のフォノ仕様の発売は今の所ありません。フォノステージを使ってください。その方が音がいいから。。
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続いて、音元出版へ訪問しました。オーディオアクセサリー誌編集長の伊佐山さん、知る人ぞ知る岩出さんが取材に応じてくれました。つい昔話に花が咲いてしまうんですよね。でもちゃんとPCを使って最新情報の話もしてきました。
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今度は勉強会です。基本情報のおさらいですが、DINケーブルには方向性があります。ラベルが出力側です。設置は断然専用ラックのnaim Fraimがお勧めです。そうはいかない場合、重めのボードを使うと音がどっしりと落ち着きます。
配置はCDプレーヤーとパワーサプライは一番遠ざけるのが基本です。左右に設置するのであれば、デジタル、アナログを別ける設置をお願いします。これは他ブランドに対しても言えることです。
ボリューム類のつまみが左側にあることに関しては、特に意味は無いそうです。また、naim製品はRCA端子も装備していますが、断然DIN接続推奨です。naim曰くDINケーブルの方が音がいいから。。 個人的な比較では音の差は微妙ですが、DINの方が重心が低くなります。
電源スイッチが背面にあるのは、常時電源ONを推奨しているからです。最適なパフォーマンスまでには最低30分~1時間だそうです。私も実感済みですが、これは個人の判断にお任せします。

今回思い知ったのはパワーサプライやCDのアップグレードです。FLATCAP2xやCDX2も持ち出して試しましたが、音の違いがほんとに解かり易いのです。補足でCDのピックアップは全てPHILIPSメカです。
アップグレードの話は今度詳しく。

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翌日はステレオサウンドです。お馴染みの小野寺編集長と評論家の三浦孝仁先生の取材です。三浦先生の英語は堪能でびっくりしました。naim製品のアップグレードの話で熱くなっていました。

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最後は共同通信社のオーディオベーシックです。評論家の細谷先生の取材です。やはりまず昔話から入ります。これはやむおえません。穏やかな雰囲気で進行しましたが、以外に細谷さん、好きなこと言ってます。励みになったのは、ネイムの名前は日本で浸透しているが、アップグレードは全く浸透していない。時間が掛かってもこれは広めていって欲しい。という一言です。その通り!

naim Fraim にもかなり興味を持たれていました。このラックは6段位までスタック出来、高さも3段階からそれぞれ選択することが出来ます。カラーも3種類から選択できます。パシフィックオーディオのサイトにももう少し詳しく記載しておきますね。ちなみにスパイク受けは別売りです。交渉しましたが付属にはしてくれませんでした。「スパイク受け」の意味がなかなか通じず困りましたが、英語では「フロアプロテクター」だそうです。

最後に記念撮影でめでたしめでたし。

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その他の情報としてはDINケーブルのHi-Line、スピーカーケーブルのNAC A5は輸入の予定です。naimのコネクティングの考えは、がちがちに固めず、余計な振動や電気ノイズを逃がすという考えを持っています。よってHi-Lineはロックしないで接続する形状になっています。アンプやCDのコネクターがぐらぐらしているのも不良ではなく、そういった考えだからです。

スピーカーの話は次回しようと思います。

Paulが繰り返し言っていたnaimの音とは..
オープンでダイナミック! スペックではなく、楽しい音を聴いてください!
付け加えるなら「ぶっとい音」をぶっとく鳴らしてあげましょう!です。

製品情報をぜひご覧ください。情報は追加して行きます。
「ハイエンドショウ東京2007春」が5/11から開催されました。
残念ながらパシフィックオーディオは出展しませんが、勝手に「お茶の水会場」と称し英国「naim」のプレリリースを実施しました。14時からのハイエンドショウ視察の後、一気に準備して16時からの開催としましたが、慌しさ満点の一日でした。

メイン展示はnaimのプリメインアンプのnait5i、CDプレーヤーのCD5iです。今回はASWと組み合わせましたが推奨システムということではなく、すっきりとした音色が好みの方にお勧めです。定番的組み合わせはB&W、HARBETH、KEFあたりになると思います。naimっぽく鳴らすのかそうでないかで選択するスピーカーは変わってくると思います。
  

気になるnait5iの音色は基本的にnait2に近いです。導入前に色々な状況でnait2と比較試聴は行ってきました。結論としてnaimらしい音で、しかもnait2に劣らない魅力を持っているからこそ導入した訳です。勿論nait2の魅力は捨てがたいです。その辺は解ってます。解ってください。大きな違いはサイズとRCA入力の充実、リモコン操作です。フォノイコは内蔵されていません。今後の可能性は探って行きます。

どんなスピーカーを使ってもnaimっぽさは残ります。このプリッとした厚めの低域は健在です。往年の音は肯定しつつ、新しい楽しみ方も色々と提案して行きます。相性の良さそうなスピーカーは想定出来ますが、試聴会等で比較試聴等も実施して行きますのでお楽しみに。

以外と重要なのは専用ラックです。かなり高額になるのでどうかとは思いましたが、使用するにつれ、naimを生かすにはぴったりで不可欠ではないかと思わせます。フレーム、ガラスのボードは両方3点支持です。naimの筐体、特に天板は重くしっかりしているので外部の影響は少ないという考えもありましたが、nait5i、CD5iの微妙な本体重量は使用するオーディオボード類の威力を発揮させる最適な重さなのではないでしょうか?なのでnaimを使用する上で、ラックやボードの選択、使い方、セッティングは以外に重要だと思います。



下の写真はNAC202、NAP200、CD5Xの組み合わせです。ほんとに力のある音です。ほんとはここからがネイムオーディオなのかなと思わせます。ちなみに足元は生産を再開したBDRのボードで固めてみました。
  


同時に比較試聴機に「ミスティル」の真空管アンプを使いました。やはりハイエンドショウでデビューした素晴らしいアンプです。元ゴールドムンドのチーフエンジニアが開発に携わっています。詳細は取扱の「バック工芸社」のサイトで。

なぜこれを持ってきたかというとZUのDRUID4を鳴らす為です。高能率でスピード感、自然な表現は真空管アンプで威力を発揮します。naimの話とは反れてしまいますが、この音もぜひ聞いて頂きたいです。
  


これはお茶の水アクセサリー館の会場の様子です。先程と同じ機材なのかと耳を疑う程音が変化しました。部屋の状態で音が大きく変わるのはイベント等でいつも実感していますが、今回の違いも大きかったです。同店カリスマ店長の松浦氏がセッティングを手がけると更に生き生きした楽しい音に変化しました。両サイドのルームチューニングの影響も大きいです。
  

ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。新しいネイムはまだ始まったばかりですが「ハイエンドショウより楽しかった」というお言葉は本当に嬉しかったです。励みになります。

これからもお客様の声を生かして行きたいと思いますのでよろしくお願いします。月末にはnaim担当者が訪日予定ですからご質問等あればご相談ください。
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